Cobbコブ
- 原型/性別
- ナマコブシ♂
- 年齢/身長
- 39歳/174cm
- 所属
- タロン(メイン)/旅人
- 一人称/二人称
- 僕/君
- 参考台詞
- 「おいおい、人をいつも吐いてるみたいな言い方しないでkウ"オ"エ"ェッ」
「やあ、僕はコブ。こっちは相棒(仮)の布くんだよ」
「無くて七癖、気付いて八癖、見抜かれ九癖。人の目って言うのは怖いもんだ」
「ハハ。ゴミは何処へ行ってもゴミ扱いってわけか」 - 絡み
- 特になし

【性格】
荒事が苦手で押しに弱くていつも貧乏くじを引かされている苦労人気質、そしていつも困ったような声をあげている何処までもタロンに似つかわしくない雰囲気を持った男。
また極度の乗り物酔い持ちで、船が30分走るだけで胃腸が不調になり始めて最終的に色々吐く。
身を乗り出して吐いてる内に船から転落してしまい、荒野に1人置いて行かれる事もあるが今のところ何とか戻って来られている。
この世界に来てから半年ほど経っているが、この体質のお陰で既に3kgは痩せた。
好きな物:消化に優しい物・舗装された道
苦手な物:脂っこい物・揺れの激しい乗り物
【戦闘】
主な戦闘法は身に着けている『布くん』と称した白く長いモノを媒体とした防御系魔術か、それ自体による物理攻撃の2種類による、カウンター攻撃が主体。
だが本人としてはあまり戦闘は得意ではなく、逃げ回っている事が多い。ただし足は遅い。(50m走の最高記録:10.24秒)
どちらかと言えば、状況分析をして作戦を考えたり相手の動きに合わせて罠を仕掛けたりと、相手の隙を突く方が得意。
◎『布くん』について…
周囲には「布」と説明しているが、実際は伸縮可能な謎の魔力生命体で、コブの意思によるコントロールは可能。
基本的には彼の体内に収まっているが、ある程度の自律を持っているため勝手に飛び出してくる事もある。
会話は出来ず、コブ自身にもこれがどういった生命体なのかは分かっていないが、殴られたら殴り返すような性格をしている事だけは判明している。
コブの体内に寄生する形で生命活動を維持しており、また彼の機能しない消化器官の代わりに食物の消化を行う事で一種の共生関係を築いている。
また、激しい揺れが苦手らしく、コブの乗り物酔いの原因第一位となる存在でもある。
【経緯】
元々の世界では「キュビエの民」と呼ばれる民族の出身。
「キュビエの民」はその大陸における宗教観の違いにより被差別の対象として蔑まれ、奴隷として売られたり炭鉱などで強制労働をさせられる等の扱いが当たり前の境遇にある。
彼自身、ある魔術師の元に奴隷として一度身を落としており、その時に実験台として腹の中に白い化け物を埋め込まれた。(後にその生命体を『キュビエ』と命名。)
その後、主の元から逃げ出すと身分を偽って国軍に入隊。
戦闘面はからっきしの役立たず扱いだったが、作戦立案などの分野でそれなりの成果を挙げ、大尉の階級とそれなりの暮らし、更に恋人が出来たなどの人並みの幸せを掴みながら生活を送っていた。
そんなある日、何処からか身元がバレてしまい、彼を逮捕すべく乗り込んできた兵たちから逃げようと窓から飛び降りたその時、この地へと飛ばされた。
見知らぬ土地に混乱しながらも辿りついたNIVでは旅人である事を理由に門前払いされ、和州に乗り込むも船酔いで吐いてる内に海へ転落して危うく魚の餌になりかけた結果、最終的に辿りついたがタロン。
船の揺れもチームの気性も激しいが取り敢えず地に足がついている点を優先し、所属を決めるに至った。
【アフターエピソード】
コブがこっちの世界に来るきっかけとなった通報をしたのは、実は身分思想肯定派だったコブの恋人。
それを知ってもなお、こっちの世界でならきっと一緒にやっていけると信じて誘ったら断固拒否の上、腕を撃たれて負傷。
「このままだと銃声を聞いた兵士たちが駆けつける。そうなったら自分は殺される。」
そう判断し、死にたくない一心で恋人を殺害してバスラルに逃げ帰った。
精神的にかなり憔悴している状態にあり、今後の事はまだ考えられる状況になっていない。
【詳細SS】