Momochidori桃千鳥(モモチドリ)

原型/性別
タブンネ♂
外見年齢/身長
30代後半/174cm
所属
一般住民/妖怪
一人称/二人称
私/君
参考台詞
「所詮はヒトの真似事ですよ」
「こら。悪戯が過ぎますよ」
「あの人間は最期まで命を尊びました。私はその心を、理解したいのです」
絡み
説明文

性格:穏やか・とても几帳面な性格

既望の丘の片隅に居を構え、迷い込んだり行き場を無くした孤児たちを保護しては面倒を見ている医師。
温厚な気性で声を荒げることは滅多に無いが、悪ふざけが過ぎれば親か教師かのように注意をし、それでも制止を聞かなければデコピンのお仕置きが発動する。(但し威力は相手によって変動する。)
耳の形から分かるように人間ではなく妖怪。正しくは薬籠が付喪神となった存在。
現在の姿形は彼が見てきた中で一番印象に残っていた持ち主を模しており、自身の根源となる千鳥の箔が押された薬籠は懐に入れて持ち歩いている。
元々、人間に対して特別な感情を抱いていたわけでは無かったが、病に侵されながらも懸命に患者を治療し続けた持ち主の姿が記憶に焼き付いており、その心を知るために医師をしている。

武具から生まれたわけではないので特筆出来るような戦闘能力は無く、出来たところで捨て身で挑む体当たりが精々なもの。とっておきの抵抗手段は手提げの薬箱を全力で振り切ること。
以上のように戦力は人間と大差ないが、その代りに自身の気を含ませた雫を分け与えることで傷の治療や毒の快復を可能とする治癒能力を所持している。
当然ながら死者を蘇らせるような力は無く、もしも彼がそのような力を持っていたとしても使うことはしないだろう。

以前は普通の付喪神としてまどろみの森の近くで暮らしていたが、自分が倒れた際に時折排出される光る球体を取り込むと強い身体が得られるという真偽不明の噂が一部の妖怪たちの中で広まってしまう。
それ以来、柄の悪い連中が推し掛けてくるようになったので近所迷惑を考えて既望の丘に引っ越した。


【その他詳細】
薬籠の箔
※桃千鳥の背中にも同じ模様が描かれている。